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斉藤清一郎社長 |
-日光湯波のはじまり-
奈良・平安時代に仏教の広がりとともに京都から日光に伝わったと言われています。当時日光には勝道上人の開山以来、八百ほどの坊ができ、一万数千人の僧侶が居住しており、そのお坊さんたちの精進食としてゆばも盛んに作られ、何軒かの門前のゆば屋さんから納められたと言われています。
ゆばはもともと中国でお坊さんが考え出した大豆から作る精進食で、日本の留学僧がその技術を学んで持ち帰り、それが京で用いられ仏教とともに日光に伝わったもので、日光ゆばも千年以上の長い歴史がございます。
二社一寺(東照宮・二荒山神社・輪王寺)、その東照宮の春と秋の例大祭のお供えのお膳にもゆばが使われ、日光ゆばは神社とも関わりがございます。
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